しくじり先生 熱量ちょいタカコの告白 その2
その1よりつづき
その1 読んでない方はこちら↓
手っ取り早い方法とは
資格を使うこと。
大学卒業してから国家試験受けて
管理栄養士の資格取ってたんです。
でも
資格使いたくなかった。
というのは。。
私、管理栄養士専攻の学校に行きましたが
自分の行きたい学校ではなかったんです。
行きたい学校があって現役の時1校しか受けませんでした。
浪人覚悟で。
で浪人したけれど受からなかったんですが
それで入学したのが自分の学校。
今考えると恥じることでも何でもないんですけれど
その時は浪人して自分の行きたい学校に行けなかったことが
すごくコンプレックスで
高校の友達に学校のこと言うのが嫌で
ほとんど連絡取りませんでした。
学校も何か挫折感でしっかり勉強してませんでした
今考えるとホントにおバカなんですが。。。。
ここ、しくじりポイントね★
いつまでも切り替えができなかった。
その上おバカなことに
浪人時代に数年前の赤本見て
「あ、ここの学校のこの学部、就職で品質管理の仕事や研究の仕事ついている人多い」
それで管理栄養士専攻受験を決めましたが
。。。。。
見ていたのが古い赤本だったので
それまでは管理栄養士専攻の学校を卒業すると
管理栄養士の資格がもらえたのですが
私の入学した年から国家試験受けて合格しないと
管理栄養士の資格を取れないことに入学してから気づく!!!
「そんなん知らん!!」
で、国家試験第一期生だから四回生の時
国家試験対策が始まる。
学校も気合が入っている。
「そんなん知らんがな!!」
でもこんだけ勉強したんだから一応受けとこうか、と
卒業してから受験。合格した。
今考えたら、嫌なら資格取らない、
資格使わないって手もあるんですけれど
そういうところには頭が行かなかったんです。
資格のこといらんとか思いながらも
自分には資格しかとりえがない、と思っていた。
しくじり&おばかポイントです(;'∀')
で、ある病院に採用されました。
事務長の説明では、今管理栄養士さんが数人いるけれど1人辞める。
あと3人栄養士さんがいるので、一緒に頑張ってほしい。
そんなお話。
休みは少ないけれど、(月6日休み、当時はよくあることでした)
家から1時間くらいで通えるし、と思っていました。
初出勤。事務長に言われていた厨房に行く。
何やら大声がする。
「管理栄養士なんか、いらないっていってるでしょ!!」
( ゚Д゚)!!
何か不穏な。。。。。。。そして不吉な予感。。。
何か顔の白い女の人が出てきた。
事務長が焦った顔でこっちを見ている。。。。
「今日からお世話になります、熱量タカコと申します(とはいわんけど)
よろしくお願いいたします」
と挨拶しました。
するとその白い顔の方
「あなた。。。。企業にいたんですってね。。。。。。」
「病院の管理栄養士を甘く見るんじゃないわよ!!!!」
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
恐ろしい日々の始まりでございました。。。。。
他の栄養士さんに聞くところによると
この白い顔の方、実は私の1歳上で当時26歳。
よく病院長に方針などで喧嘩していて、辞める辞める、と連発。
とうとう、病院も「じゃあ辞めれば!」ということになったらしい。
でも本人、実は辞めるつもりはなかったので、後釜のヲタクシが来てご立腹。
そして企業に就職して未経験なのに管理栄養士の資格を持っているのにご立腹
(短大卒の方は2年実務経験を経てから国家試験受験)
すべてがイラつく人がやってきたんですね。。。。
だから、初日、白い顔の人の説明のメモを取ると
メモ帳をパーーーんとはたかれて
「人の説明中にメモを取るってどういうこと!!!」
その日以来、メモは取らずに
その人が去ってからメモを急いで取る。
そして1つでも言われたこと確認しようものなら大激怒!!!
「いい加減に聞いてるんじゃないわよ!」
さすがに事務長もこれはいかんと思ったらしく、
その人の前に働いていた人を呼び寄せてくださって、
それ以降は白い顔に教わることはなくなったのですが、
今度はナンバー2の栄養士さんが就職活動するために休むため、
月6日しか休みがないのに、代わりに出勤する羽目になったり
食中毒未遂事件が起こったんだけれど
栄養士が上司に報告せずに隠ぺいしたり、
これは。。。。ということが続いたので
数か月で辞めました
でも仕事~~~~(;'∀')
そして
挫折感。
で、闇はますます深くなります
その3につづく
【プロフィール 】
長谷川葉子
現役管理栄養士
(病院、幼稚園、社員食堂、老人福祉施設、障害者支援センター、教育委員会で勤務経験)
食べることは生きること。
子供の食育も大切ですが、
まずは大人に食や栄養の知識をたくさん知ってほしい。
豪華でなくても 難しくなくても 手が込んでなくてもいい、
本当にココロとカラダがよろこぶ食べ方を知ることは、より豊かに生きていくヒントになると思います。
難病と診断され、自らの知識に東洋医学や食養生を取り入れて社会復帰した過去を持ち、現在も現役管理栄養士として働きながら家庭と趣味をこなす毎日。
20数年ぶりに吹奏楽を始めて
ますますココロもカラダも健康になっているエピソードの持ち主でもあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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