調味料にこだわろう 塩編
調味料にはこだわろう!
なぜ、調味料にこだわった方がいいかというと
調味料にこだわるメリットははかりしれない
*調味料を変えるだけで同じように作っても一気に味が変わる。
*高くても1回に使う量が少ないので、コスパがいい
*毎日使うものは特に、家庭の味を決めたり、健康にもかかわる
*こだわりを持つことで、食べるのが楽しくなる
*原材料だけでなく、添加物、製法やこだわりなどが記載されていることが多く
情報や知識が身につく(特に文化的背景など)
例えば 毎日有機野菜とこだわりの卵牛乳肉製品、近所にお店がなければ
配送料もかかり、かなりエンゲル係数が跳ね上がります。
調味料は購入するときは高く感じても
1回使用量を計算すると数円から数十円レベルの違いです。
その差で
「今日のおかずおいしい!」
と絶賛されたら、コスパ良いですよね!
↑書きたかっただけ。。。。。。
今日は、一番値段の差が大きい調味料、塩について書きますね
塩の種類
岩塩・海塩・湖塩があります。
日本では岩塩と湖塩はとれません。(湖塩の有名なのは死海の塩です)
世界的に使われている塩は岩塩です。(生産の6割)
岩塩をそのまま食用にするには鉱物などの不純物もあるので、
岩塩層に水を通して塩水を(かん水)取り出し、煮詰めて作ります。
岩塩はイメージ的には岩塩はミネラルが多いように思えますが、
不純物を除去しているため、精製塩とほぼ同じです。
最近はピンクなもの、グレーなものなどありますが、
ピンクは酸化鉄の色、でカラダに吸収されるという
わけではありません。
ミネラル=鉱物 です。カラダに良さそうに思えますが
吸収されない鉱物は意味がありません。
塩の製法
塩がほかの調味料よりも値段の差があるのは、製法の違いが大きいです。
東京ガスさんのサイトが一番わかりやすかったので引用しますね 。
1.精製塩
海水から電気分解でナトリウムイオンを抽出し濃い塩水をつくり、その後煮詰めて塩の結晶をつくります。「食塩」または「食卓塩」として売られています。
大規模生産されていて安価で入手でき、品質が安定しています。ミネラルなどの成分が取り除かれ、ほぼ塩化ナトリウムのみ(99・5%以上)の状態。サラサラしているので水に溶けやすいのも特徴です。
パッケージの表示で、工程に「イオン膜」と記載されていることが多いです。例↓
2.再製加工塩
メーカーによって加工方法や成分量が違っていますが、
主に輸入した塩や精製塩にミネラル分やにがりを添加して成分調整した塩です。(「にがり」が添加されてものは、粗製海水塩化マグネシウムと表記されます。)
精製塩と差別化すべく、「自然塩」「天然塩」として、その昔、売られていたようですが、今は規約によって、自然塩や天然塩と表示することが禁止されています。
そのため、「○○の塩」といった名称で食塩(精製塩)と差別化しているメーカーが多く、原塩はオーストラリア産などの天日塩を使用し、日本の技術を生かしてにがりを含ませ、国内生産しているものが多いです。3.天然塩・自然塩
主に昔ながらの塩田などで自然に濃縮する製法で作られた塩で、塩化ナトリウムの純度が低く、その分、他のマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルが多く含まれているんだとか。
天日干しで作る「天日塩」、天日干しの途中で煮詰める「平窯塩」「岩塩・湖塩」などがあります。
生産数が少なく手間もかかることから高価なものが多いようです。↓天日干しを途中で平窯で煮詰めるもの
天日干しで国産、細かい霧を発生させて塩を作る「常温瞬間空中結晶製塩法」でミネラルを残したもの
天日干しで釜を使わずに最後まで太陽光や風で乾燥させた製品は
日本の国土や湿度では難しく、海外産のものがほとんどです。
国産がいいのかどうかは、好みにもよりますね。。。
ちなみに塩の産地で1位は中国、2位はアメリカです。
私のおすすめ
味の素の瀬戸のほんじお
イオン膜製法で作った精製塩が一番安い、ですが
ミネラルが少ない、と言われていますが。。。。
日本の海の塩で安心感、しかも安価という安心感。
味もいいし、安定しています。
パスタを茹でる塩などは、高級塩ではもったいなすぎるし。
海外の天日塩田塩を国産の海水で溶かしたものを原料としている
「伯方の塩」は、天然のにがりがほどよく入っています
品質は良いですね。
「常温瞬間空中結晶製塩法」で
これまでの製塩法では実現する事の出来なかった
海水に含まれるミネラル21種が検出されました。
その分、食塩より塩分が約25%低くなっています。
世界一ミネラルの種類が多いことで、ギネス認定されたらしいです。
値段は高いですよ~、でも塩辛さだけではない豊かな味がします。
海外産の塩
海外の塩もいろいろ使ってみましたが、
中国産の鳳凰、パキっとした味で、とても使いやすく味もよかったですよ。
調べてみると、この産地(中国福建省沿岸)は海洋深層水が大自然の力で「湧昇現象」によって湧きあがり、表層水とまじりあう特殊な地域で(全海洋面積の0.1%)
無機栄養塩(生物が正常な生活を営むのに必要な塩類)が豊富で、清浄性、水質安定性などの優れた特性を持っているらしいです。
また天日塩で、釜で煮詰めず最後まで天日干しで手間がかかっています。
中国ってこだわるところはすごいよなあと思います。
岩塩は、我が家では今9月に訪れたモンゴルの岩塩を使っています。(写真なし)
いつもミルでゴリゴリ粉砕して肉や魚などにかけてます。
調べていたら
ソルトマイスター、という資格があるのを知りました!!
ここに詳しいのいっぱい載ってた(;'∀')(;'∀')(;'∀')
塩おすすめ24選、などなかなか面白いですよ。
最後までお読みいただきありがとうございます☆