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しくじり先生 熱量ちょいタカコ 最大のピンチ スパイラルの底へ

前回の続きです。

 

 しくじり先生 その1~4はこちら↓

 hasegoro.hatenablog.com

専業主婦で家にいることは社会から置き去りにされているような感じというしくじりポイントを抱いたまま、就職活動。

当然2歳の子供を抱えたお母さんになかなか仕事なんかないわけで。。。

でも探して見つけました。求人広告で。

面接に行きました。

 

東京が本社。関西は岡山に営業所にあるが、このたび関西営業所を開設。

管理栄養士で事務所で献立を作成。

岡山の栄養士も教えてくれるので安心して仕事してくださいとのこと。

 

初め不採用の電話。

まあ、仕方がない。

 

その数日後電話。

採用だった人が辞退、来てくださいとのこと。

お( ゚Д゚)。

申し訳ないが、求人誌の給料より〇万少なくなりますが。。。。

 

もともとがそんなに悪い値段ではなかったのでOKする。

(今考えると、そこで疑わなければならない←しくじりポイント)

 

いやあ

ブラック企業でした。

事務所で献立を作成、なんて大ウソつき。

 

事務所には営業所長代理の22歳の若造と30代の営業さん。

2人とも営業活動で外に出ていく。残された私。

営業所には栄養士の仕事をするソフトや本などもない。

2週間後新規事業所が2つあり、(デイサービスと老健

どちらもまだ施設の栄養士さんが決まっていないので献立を作れ、と。

献立作成ソフトも本もないのにどうやれと!!

「え?栄養士さんって献立できるんでしょ?」

2週間で2つの施設の献立をたてられるわけがない!!

そもそも材料の発注や材料の計算もしないといけないのに!!

そして時間がないのに営業さんに同行。

事業所開設に必要なものの準備、

入社してきた調理師や栄養士に指導するように指示される。

 施設の人には営業から

「営業所の管理栄養士です、いろいろ聞いてください」

と紹介される。。。。。

いや、私も先月入った新入社員だし。。。。

そもそも誰もいない営業所に何もそろっていない場所に配置されてる。

老人施設は未経験というのは面接時に伝えてある。。。。。

 

 

 

 

しかも施設の栄養士さん ちょっと心が病んでそうな人。。。

(実際かなり変な人でした)

 

いや、できません、私だって新入社員ですもん、

といえる雰囲気ではない。

だって4月オープン、その時3月すでに3月。

岡山の営業所長も所長代理も営業さんも大忙し。

岡山の栄養士さんに相談っていっても岡山の栄養士さんは

仕事で外にいることが多くて電話しても通じない。

  

前は銀行や幼稚園の献立だったので老人施設の献立なんか作ったことないのに

とりあえず毎晩ほぼ寝ず必死で献立作って、2か所間に合わせる。 

 

 

この会社での事件、トラブル、苦労話は、書いて消しました。。。

1冊の本になる位たくさんありました。。。書ききれない。

何もない日が珍しい毎日。

 

 

結局2年で辞めましたが、10年くらい働いていたような濃さでした。

 

最後 辞める決定打になったのは

 

 

娘の夜泣きでした。

急に夜泣きが1週間続きました。

 

今までお母さんは朝から家で仕事

帰ってからも仕事

ぐずぐず言うこともなく、

困らせることなく

おなかが空いたと不機嫌になることなく

休日に仕事場に連れてきて書類をしていても

黙って本を読んだりおもちゃで遊んだり

本当に助かっていた

 

 

私の怒りが爆発しそうな毎日

娘に当たったつもりはなかったのだけれど

 

しんどいお母さん

イライラしているお母さん

休みに公園に行っても

楽しくなさそうなお母さん

 

娘はきっと耐えられなかったんだと思う。

 

本当にごめんね、って。

新規事業所オープン見届けてから

辞表を提出。

 

 

このころ

身体がしんどい

しんどさがちょっとおかしい

足が重りをつけたよう。

呼吸していても気が上がってしまっていて

浅くしかできない

 

そして

目がおかしい

 

休みに大きな病院を回るが

いろいろ検査してもわからない。

 

辞めてから

会社から電話がかかってきた。

自己都合による退職だから

有休使って辞められた分は給料から差し引くよって。

(# ゚Д゚)

あまりの怒りで

胃の中に大きな石が入ってどしーんと落ちたような衝撃が走った。

そして

動けなくなりました

 

身体に力が入らない

 

朝起きたくても身体に力が入らない

起きて旦那の弁当を作ったら

力なく倒れる

 

掃除機をかけたら

1週間くらいはしんどい

娘を保育所に預けに行って

寝て

夕方、何とか保育所から引き揚げてきて

また寝る

 

病院に行っても

原因がわからない

目がおかしいから

眼科に行く

大学病院を紹介される

 

重症筋無力症 と診断されました。

脳から筋肉への伝達を受け取る受容体を

自分の免疫が攻撃する病気。

 

仕事を辞めてからも

症状はどんどんひどくなる。

 

そこに輪をかけて

親戚と実家でトラブルあり。

私がこんなカラダで家にいるのに

親や姉が好き勝手に長電話してくる

 

知らんがな。

娘が熱があって看病している時に

うちにやってきて

文句を吐き出して帰る親。

 

ここまでくると自由奔放な親ではなく

自分勝手な親だ。

こちらは病人

それに文句をいう余裕はない

 

妹が妊娠中だから

私が窓口にならないと

次は妹のところに電話かけたりして

妊婦相手に文句を吐きまくるの

平気なんだから。

 

この時親もストレスでちょっとおかしかった

私にとっては今まで全く妹と私を無視して

付き合いの全くなかった姉が

電話かけてきたのがストレスだった

それでも今まで付き合いを全くしてなかった姉と

ちゃんと付き合うきっかけになるかもしれないと

期待を持ったのが間違いだった

 

叔父と祖母の葬式

あれだけ長電話してきた姉は私と妹をまるで無視。

は?

 

まあ、そういう人だけど。

 

仕事をやっと辞めたと思ったのに

難病指定の病気になり

心配されるどころか

身内のトラブルで

不満吐き出し場所にされていたよ。

本当にエネルギー奪われた。。。

 

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で。

やっとここで自分のしくじりを振り返ることになります。

 

いったい私が何をしたんだろう?

 

別に人に非難されるようなことはしていない

悪いことなんか何もしていない

仕事だってちゃんとしてきた。

手を抜いたりしてない。

むしろ人の分もやってきた位。

 

それなのに

何故こんな思いをしなければならないんだろう。

というか

仕事自体に問題があるんではなく

自分の性格に問題があるのか。

そんなこと考えていても

もうカラダは思うように動かない

 

調子のいい日、調子の悪い日は

残念ながら起きてみないとわからない。

夕方になるともう動けない

 

そんな私がスパイラルの底から上がってくるきっかけがありました。

 

つづく

 

【プロフィール 】

長谷川葉子

 

現役管理栄養士
(病院、幼稚園、社員食堂、老人福祉施設、障害者支援センター、教育委員会で勤務経験)

食べることは生きること。
子供の食育も大切ですが、
まずは大人に食や栄養の知識をたくさん知ってほしい。
豪華でなくても 難しくなくても 手が込んでなくてもいい、
本当にココロとカラダがよろこぶ食べ方を知ることは、より豊かに生きていくヒントになると思います。

難病と診断され、自らの知識に東洋医学食養生を取り入れて社会復帰した過去を持ち、現在も現役管理栄養士として働きながら家庭と趣味をこなす毎日。
20数年ぶりに吹奏楽を始めて
ますますココロもカラダも健康になっているエピソードの持ち主でもあります。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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