熱中時代2 楽器再開★きっかけは娘の一言。
1からのつづきです。
大学を出て就職してからは忙しくて。
まあ、悶々とすることが多々あり
自分探しに海外に留学してみたり
自己啓発のセミナーに参加してみたり
結婚もしましたし、子供も生まれました。
ブラックな企業に転職して体が悲鳴をあげて難病になってしまったり。
でも途中で楽器を吹こうと思わなかったんですよね。
あんなに熱中していたのに。
理由その1
「大学に楽器を貸してしまった」
初めは借用書を毎年持ってきてくれたんだけど
そのうち持ってきてくれなくなりました。
楽器がないので気分転換に吹くという選択肢がない。
理由その2
「自分に余裕がない」
いろいろあったのですが
そこは置いといて。(置いとくんや。。。)
写真はたぶん50年くらい前の楽器です。お借りしていたことがありましたがビンテージが付きそうな楽器。
娘が小学5年から尼崎市少年音楽隊に入り、楽器を始めました。
その時は過去に自分が楽器をやっていた、という気持ちしかありませんでした。
音楽隊の保護者のコーラス隊なんかに入ってました。
なんとなく絵をずっと習っていました。
転機が訪れました。
娘が中学に入って2年になったある日のことです。
「ママの楽器はどうしたの?」
そこで自分の楽器のことを思い出しました。
「大学に貸したままやねん」
「ママの楽器見てみたいな~」
私の楽器。。。そこで大学に問い合わせてみました。
なかなか返事がこない。
京都の大学だったのでわざわざ学生と待ち合わせて
修理したという楽器店で待ち合わせ。
かえって楽器ケースを開けてびっくり!!
私の楽器ケースに入っていたのは私の楽器ではない!!
もう一度問い合わせて、帰ってきた楽器はボコボコにへこみ、かなりひどい状態でした。
20年以上貸していたので、今の現役生に非があるわけではありません。
すごく楽器がかわいそうで。
それで近所の楽団に入ることにしました。
もしかしたら、娘が中学生なので一緒に吹きたいという気持ちもあったかもしれません。
子供が中学生になり、自分もその時仕事もあり、気持ちに余裕があったのかもしれません。
つづく